モバイルリアルタイムPCR装置 PicoGene PCR1100
モバイルリアルタイムPCR装置 PicoGene PCR1100

その場ですぐに高速PCR検査!

高速PCR検査

試料をマイクロ流路を使って高温・低温間を往復させる独自の温度制御法により、サイズダウン、低消費電力そして高速化を実現しました。試料を変更することで様々なDNA・RNAを測定可能です。

小型で軽量、持ち運び可能

PicoGene

ハンディサイズのモバイルPCR装置で持ち運び自由。

特定の設置場所を確保する必要もありません。

新型コロナウィルスがわずか15分で測定可能

PicoGene+iCAT Direct MasterMix

「iCAT DIRECT MasterMix」との組み合わせで、新型コロナウイルスがわずか15分で測定可能です。

測定例

自己測定による新型コロナウイルスのPCR測定

PicoGeneおよびiCAT DIRECT MasterMixを使用し、唾液をダイレクトに測定した。

A氏(40代男性):2022年2月、家族に新型コロナウイルスの感染者が発生。
家庭内感染の可能性があるため即座に隔離。隔離当日の夜、当人も発熱、検査を実施した。
1日目のグラフ
1日目

弊社製品を用いて測定

ウイルス保有を確認

Ct値 緑:39.3 赤:N.D.

同日、外部PCR検査を実施 → 後日(2日後)陽性確認

3日目のグラフ
3日目

解熱。弊社製品を用いて測定

ウイルス保有は1日目と変化なし

Ct値 緑:39.3 赤:44.8

5日目のグラフ
5日目

倦怠感。弊社製品を用いて測定

いまだウイルス保有

Ct値 緑:45.1 赤:N.D.

7日目のグラフ
7日目

無症状、弊社製品を用いて測定

ウイルスは保有していない

Ct値 緑: N.D.  赤: N.D.

8日目

2回目の外部PCR検査実施、陰性を確認

無事に出勤 その後、当然ながら職場クラスターは発生していない

簡単操作

操作は簡単な3ステップ。専門的な知識が無くても検査が可能です。

検査の流れ※弊社試薬を用いた場合

検査の流れ
検査の流れ

物品使用例

物品使用例
物品使用例

主な仕様

項目 仕様 備考
本体サイズ 200×100×50mm 突起部を除く
重量 約560g ーー
電源 100-240V 50/60Hz(ACアダプター付属)/ 5V3A(USB給電ケーブル付属) ーー
使用温度範囲 10〜40℃ ーー
使用/保存湿度範囲 20〜85%Rh ーー
最高使用高度 2000m ーー
サンプル数 1 ーー
測定チップ(MCP1100) 76×26×3mm ーー
反応容量 15〜20μl 16μl推奨
励起/蛍光波長1 代表波長470/530nm 使用可能蛍光色素:FAM
励起/蛍光波長2 代表波長530/630nm 使用可能蛍光色素:ROX/HEX
励起/蛍光波長3 代表波長630/670nm 使用可能蛍光色素:Cy5
項目数 最大3項目 ーー
検出フォーマット 加水分解プローブ法 インターカレーター法には非対応
ホットスタート 40〜99℃ ホットスタートは30秒以内
変性域 40〜99℃ / 1〜5秒 ーー
アニール・伸長域 40〜75℃ / 3〜120秒 ーー
逆転写域 40〜75℃ / 1〜3600秒 ーー
最大サイクル数 50回 ーー
インターフェイス Bluetooth®(Ver3以降)
専用USBメモリー
PCと接続可能
付属品
結果保存機能 250件 ーー
品種ファイル保存機能 15件 ーー
対応OS Windows® 8.1(32bit/64bit)/Windows® 10(32bit/64bit) ーー
付属品 CD-ROM(PCソフトウエア等)、クイックスタートマニュアル、ACアダプター、USB給電ケーブル ーー
製造 日本板硝子株式会社 ーー
注1: 増幅は変性領域とアニール&伸張領域の2温度帯の増幅用です。3温度帯は設定できません。 加水分解プローブ法対応です。インターカレータ―法には使用できません。
注2: 市販のPCR試薬(マスターMix)でも使用できない場合がございます。 詳しくは「PCR試薬(マスターMix)の準備」を御覧ください。
 
品名 モデル 入数 メーカー希望小売価格(税別)
PicoGene® PCR1100 1台 798,000円
PCR1100用測定チップ MCP1100 50枚/箱 39,800円
 

【試験・研究専用】 本製品は医療機関ではなく、試験・研究用に限定して販売しております。
いかなる場合にも各種診断・治療等には使用しないでください。